67.迷ってるようで、もう決まってる ―決める力は、親子の幸福をつくる―
2025年06月28日 20:52
「この習い事、続けるべきかな?」
「家を買うなら、今じゃないかも…?」
「子どもが小さいうちは、仕事を抑えようか」
子育て中の私たちは、日々あらゆる決断に直面しています。
でも、実はよくある“迷い”って、ほとんどの場合――
「もう心の中では決まってる*んですよね。
本当は「こっちがいい」と感じている。
でも、責任を持つのが怖くて、確信が持てなくて、「もう少し考える」と迷っているフリをする。
でも、私自身の経験から思うのは、
人の意思決定って意外と合理的だということです。
習い事を選ぶときも、家を選ぶときも、
「データや比較で一応悩むけど、最後はピンときた方にしてる」。
あとから振り返ると、だいたいそういう判断が間違ってなかったりします。
だから最近は、こう思うようにしています。
迷ったら、すでに心が決めている方を選ぶ。
そして、選んだあとに“正解”にしていく。
そしてこの「自分で決めて、正解にしていく」姿勢は、
子どもにも伝えていきたいなと思います。
何を食べるか、どの服を着るか、小さなことでもいい。
「あなたが決めていいよ」と伝えることで、子どもは意思決定の経験を積んでいきます。
そしてうまくいかなくても、「自分で選んだ」という実感は自信につながります。
大人が自分で決める姿を見せること。
子どもにも小さな意思決定の場面を用意すること。
それが、「選べる人」=「自分の人生に責任と納得感を持てる人」を育てていく。
迷っているフリをして足踏みしている時間より、
自分の中のピンを信じて、一歩進んでみる方が、きっと人生はラクで楽しいです。