64.何を考えてサピックスのサポートをする?
2025年04月05日 22:07
こんにちは。
すっかり間が空いてしまいました。
皆実塾も40名近くの生徒に通っていただくようになり、日々賑やかになってきています。新しく始まった集団個別スタイルの授業にも小学生たちは順応し、今までにない自学のスタイルが少しずつ定着してきているように思います。
さて、最近サピックスのサポートをする子が増え、一緒に問題を解かせてもらうことも多いですが、やはり、内容は大変充実していますね。これだけをしっかりこなせさえすれば、相当の実力がつくでしょう。
サピックスの指導をするときに僕が気を付けていることは、
解き方を教える、のではなく、
どうやってテスト中にその解き方を見つけるのか
ということにつきます。
いかに問題文からヒントを見つけて、自分の持っている前提知識を引っ張り出してくるか。その思考のプロセスを伝えるようにしています。
(偉そうですみません)
もちろん、前提となる計算力や途中式の書き方など基本的な力が備わった後のお話しです。
解答に書いてある解法は大体が1通りで、とてもスマートに見える解き方です。そんなスマートなやり方を本番中ドンピシャで見つけられる子はそうはいないでしょう。
受験算数には、答えの出し方が何通りもある問題が多いです。
多少遠回りなものであっても、生徒毎にしっくりする解き方は違います。
横で一緒に問題を解きながら、
「解答にはこう書いてあるけどしっくりくる?こういう解き方もあるけどどう?」と問いかけます。
こうやって解き方の引き出しを増やしておくことが、初見の問題にぶち当たった時の手助けになると思っています。
時にはメタ推理的な「(1)でこう書いてあるってことは、(2)はそれを使って計算させられる可能性が高いよね」なんて話もします。
生徒と一緒に、四苦八苦!
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横浜市 山手駅前
立野小・国大附属小・仲尾台中の目の前
皆実塾塾長 森本