51.人生で必要な「リスク」の考え方
2024年08月27日 20:08
生きていく上で非常に大事なことを書きます。
自分の力で考えて生きていく、という意味において。
それは、「リスク」というもののとらえ方です。
「リスクがある」と聞くと、一般的には危険性がある、という意味合いに取られますよね。
しかし、リスクを考える上で重要なのは
①「確率」 ②「起こった時の影響の大きさ」
という要素です。
交通事故を例に考えてみましょう。
まず、「確率」についてですが、文字通りその事象が起こる確率です。
日本において1年間に交通事故に遭う確率は、0.5%とも1%とも言われています。
そして、0.5%から~1%で交通事故に遭った後、更に無傷か、怪我か、死亡かという確率問題が生じます。交通事故が起こった時、無傷なのか、ケガするのか、はたまた死んでしまうのか。
そして、最後に大事な要素「起こった時の影響の大きさ」です。
①無傷だった場合⇒①車の修理費・しばらく車が使えない・保険等級が下がる
②ケガをした場合⇒①+治療費・治療にかかる手間
③死亡した場合⇒②+残された家族への影響
ぐらいでしょうか?
これらを全て統合的に考えて、無意識に選択をしているのです。
確率はまだしも、この「影響の大きさ」まで考えて生きている人は、世の中には驚くほど少ないです。本当に。
(そもそも0.01%の確率を恐れてしまう人もいますが💦、残念ながらこういう人につける薬はありません)
コロナ・台風・地震・・・ 皆が恐れるものはたくさんありますよね。
恐れるなら正しく正確に恐れよ、ということです
そもそもよく分かりもしていないのに何となくで恐れてるんじゃねぇ!という話です。
人生は、選択による小さなギャンブルの連続なんです。