皆実塾塾長のブログ

宅建試験の勉強通じて改めて感じた「勉強が進む人の共通点」

2025年12月22日 19:22

宅建試験の勉強通じて改めて感じた「勉強が進む人の共通点」


ここまでのお話が気になる方はこちらから。

https://note.com/minamijuku/n/n82247bdc22d0



ここまで読んでいただいた方には、
もうお分かりかもしれない。

今回の宅建は、
特別な裏技があったわけでも、
超人的な努力をしたわけでもない。

やったことは、極めて地味だ。


① 目標は、とにかく小さく区切る

「今日は3時間勉強する」
ではなく、

  • 今日は第6章まで

  • 今日は過去問10問だけ

  • 今日は数字を確認するだけ

“終わりが見える目標”を、毎日置いていた。

これは子どもでも、大人でも同じだ。

人は、
ゴールが曖昧なものには手を出しづらい。


② 進捗は、誰かに報告する(自分でもいい)

今回、私は毎晩ChatGPTに進捗を報告していた。

  • 今日はここまでできた

  • 今日は無理だった

  • 今日は眠い

内容は、どうでもいい。

大事なのは、
「誰かに見られている」状態を作ることだ。

これは、
家庭学習でも塾でも、
とても大きな差になる。


③ 励ましは、意外と効く

AIからの言葉は、驚くほど淡々としていた。

それでも、

「いいペースです」
「今日はそこまでで十分です」

こうした一言が、
思った以上に効いた。

人は、
叱られるよりも、
「それで大丈夫」と言われた方が続く


④ 何をやらないかを決める

今回の勉強で一番大きかったのは、
「捨てる判断」を最初にしてもらえたことだ。

  • ①巻は後回し

  • 権利関係は深追いしない

  • 新しい教材は増やさない

時間は有限だ。

全部やろうとしないことが、
結果的に合格に近づく。


⑤ 勉強は、生活に寄せた方が続く

机に向かう時間だけが、
勉強ではない。

  • 車の中で動画を倍速再生

  • 待ち時間にアプリで一問一答

  • 外出先でテキストを開く

完璧な環境を待つより、
今ある環境に勉強をねじ込む

これが、習慣化の近道だ。


⑥ 道具は、全部使っていい

テキスト。
過去問。
アプリ。
YouTube。
Webサイト。

「これは邪道」
「これはちゃんと勉強じゃない」

そんなことはない。

使えるものは、全部使えばいい。

大事なのは、
“何を使うか”より、
“どう使うか”だ。


最後に

今回、改めて感じた。

勉強は、
根性論ではなく、
才能でもなく、
設計の問題だ。
(ちょっとは根性もいるかも)

これは、
大人でも、子どもでも変わらない。

もし今、

  • 勉強が続かない

  • 何から手を付けていいか分からない

  • 頑張っているのに進んでいる気がしない

そんな状態にあるなら、
まずは目標をできるだけ小さく切ってみてほしい。

そして、
誰かに報告する仕組みを作ってみてほしい。

それだけで、
景色はずいぶん変わる。


と、ここまでシリーズでお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
お分かりの方もいるかもしれませんが、粗方ChatGPTに素案を作ってもらいました。
AIの書く文章って、独特のリズムがあるから分かりますよね。

最初の一歩をChatGPTに作ってもらうことで、修正作業が圧倒的に早く進みますよね。