70.夜遅すぎる授業からの転換 ― 中学生の授業時間を変更しました
2025年09月01日 16:56
ゼロから始めた皆実塾、中学生の授業時間を決める時に、他塾を参考にしました。どの塾も21時30分~22時ぐらいまで授業を行っているようでした。
そして実際にやってみて、感じました。
「いや、やっぱり授業終わるの遅くない??その時間までやることに意味ある?」
中学生のお子さんを塾に通わせる保護者の方から、こんな声をよく耳にします。
「部活から帰ってきて急いで塾へ行くと、夕食がどうしても遅くなってしまう」
「授業が終わるのが22時近いと、翌朝の学校に影響があるのではと心配」
「長い時間座っていても、後半は集中力が切れてしまっているように感じる」
「夜遅い時間の送迎は親としても負担になる」
例えば中学受験生など、短期的に集中して、すべての力を勉強に注ぐのであればまだ理解できます。
しかしながら中1・中2の体力もまだそこそこかつ、部活動で疲れている子たちにとっては、この生活は酷ではないでしょうか。
第一、気力・体力がそもそも持つとは到底思えません。
そこでこの秋から、授業の開始時間を早め、1日の授業時間を短くし、その分通塾日数を増やす形に、大きく変更いたしました。
従来のようにヘトヘトになりながら夜遅くまで詰め込むのではなく、健全な生活リズムを守りながら学習できるようにしたのです。
新しい授業スタイル
火曜日:英語
水曜日:数学
木曜日:英語+数学
(定期テスト1か月前からは理科・社会に切り替え)
授業はいずれも 18時50分~20時20分の90分。
この時間に終われば、帰宅してから夕食や就寝のリズムを大きく崩さずに過ごせます。
この変更により、
親子ともに夜の過ごし方に余裕ができる
子どもが集中しやすい時間帯で学習できる
といった効果が期待できます。
「夜遅くまでやる=たくさん勉強している」という見え方よりも、
「生活を整えながら、効率よく学ぶ」ことこそ中学生に必要だと考えています。
皆実塾は、これからも保護者の皆さまの声に耳を傾けながら、子どもたちにとって最適な学習環境をつくってまいりたいと思っています。