皆実塾塾長のブログ

次に、精神面のケアです。

５年生の後半～６年生に入ってくると、模試や塾内の試験で他の子と比べられる機会が増えてきます。
順位が上り調子であれば良いですが、思ったような結果が出ていない場合、お子さんは精神の健康を保つことができるでしょうか。

お子さんだけではありません。お母様、あなたも正気を保てるでしょうか？
手塩にかけて育てた我が子が、日々自信を失っていく様子。それを続けさせることを正当化できるでしょうか？

受験を続けさせるのであれば、自身の不安は一切隠してお子さんを奮い立たせなければなりません。

漫画「２月の勝者」にもつづられていますが、中学受験は、まさに親子での闘いなのです。

余談ですが僕も一度、ひたすらに植物の名前を覚えないといけないことに嫌気がさし、母親にも同じように名前を憶えてほしい、と八つ当たりしたことを覚えています(笑)
20年以上前のことなのに、今でも覚えているのにはきっと何か理由があるのでしょう。